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| <由緒>(平成祭) 今をさる約400年の昔、天文の頃、近江国高宮の人が京都の市比賣宮に参篭して夢を見たお告げにより加賀国石川郡にたどり着き、一社を建立して、市比賣神を祀り、家業に励んで産を成し、人々その徳を慕い寄り集り、住んで市をなした。〔沿革〕加賀藩二代前田利長は市街地を整理し、市姫宮を中心とした町並を近江町と命名した。たまたま社地が金沢城防備の要衝をなす内惣構(うちそうがまえ)(尾山神社西側下より旧松原町、近江町市場、市姫神社裏より旧新町、母衣町を経て、浅野川に落ちる溜堀)の内にあったので、藩命により卯辰山の観音院(後の豊国神社)の境内に移り、明治12年現地に復座。同37年「近江町の大火事」に罹災し、一時豊国神社(当時殿町に鎮座)に動座。同39年本殿を再建し、大正八年拝殿を再建した。
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