| |
| 春日神社[春日町](かすがじんじゃ[かすがちょう]) |
|
| |
| |
| |
| |
| |
| <由緒>(平成祭) 当春日神社の御祭神は、天児屋根命であり、御神体には昔から伝承する。宝銃姫の御鏡が秘蔵されている。「記紀」によれば、天児屋根命は、天孫降臨に随伴する祭祀を司どるといいわれている、天児屋根の子孫である中臣宮處連静子臣命は「宮處里は汝の遠き祖先天児屋根命がこの地愛し地である」という、応神天皇の詔により讃岐国県主に任命されこの地に移り住んだ。以後中臣宮處氏は、その職を世襲し天児屋根命を祀り栄え、中臣宮處朝臣は昔新嘗祭をしたと伝えられる、海岸の松原に社殿を造営して氏神大明神とした。弥生時代より定着した我等の祖先は、あすか川(春日川)久米川(新川)流域に分かれて農耕に励み繁栄してきた、その後中臣宮處本家郡長家の許しを得て、里ごとに社を建て天児屋根大神を分祀した、これらは旧山田郡三木郡に七社現存する。室町戦国江戸明治の世を春日の氏子は、大神を奉記し、広い松原をもつ春日神社を維持してきた。このたび我等氏子は、祖先が守ってきた由緒ある春日神社の本殿等の改築、境内の改修を行い子々孫々にこの志を伝えるべく碑を建て記念とする。
|
|