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| <由緒>(平成祭) 伏石神社の由緒 祭神 応神天皇 神功皇后 玉依姫命祭神は毒蛇を憎みてその危害から人々を守る神として知られている。今から377年前慶長6年8月のある晩この村の郷士、寺島弥兵衛吉長は家から南西約300Mの林の中から出ているあやしいい光を見つけた。不思議に思いながらそのまま寝たがあくる晩もまた次ぎの晩もその光が見えるのであった。不審に思った吉長はその正体を見届けようと家来を連れて林に分け入った。あやしいい光りは林の中ほどにある大きな石からでておりその石は方一丈余(約3M)高さ3尺(約1M)ちょうど伏したような形のもので地面から埋まっている部分はどれ位あるか相像もつかない大石であった。吉長はこれはただの石ではない。きっと神様が宿った石で自分を呼び寄せるために光を出したのに違いないと一心に石に祈りそのわけをおうかがいしたのである。神様のお告げは次ぎようであった。ここから300歩ばかり東へ行くと立石という大きな石がある。松縄村には流石があり、また屋島の麓、浦生の海底には、鰭石といわれる石がある。この四つの石はどれもみな神の宿る神石である。これから後は必ず神として年ごとの祭りを怠ってはならぬと教えられた。吉長はおそれおおく思いここに社を建て村の産土神としてまつることにした。
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