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| しまなみ海道「因島北」IC→車(15分) しまなみ海道「因島南」IC→車(15分) |
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| 地蔵鼻(2014/10/09) |
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| <地蔵鼻の由来>(由来碑) 昔、美可崎の城主・金山亦兵衛康時は、琴の修行のため都に向かう周防の高橋蔵人の娘を関所破りの罪で捕らえましたが、娘の美しさと娘のひく絶妙な琴の調べにすっかり心を奪われ、島にとどまり自分に仕えるよう命じたところ、娘には周防に思いをよせる若者がいたため応じませんでした。すると康時は腹を立て娘を浜で切り捨ててしまいました。 それからまもなく、夜になると娘のすすり泣く声とともに琴の音が聞こえはじめ、康時は夜ごと悩まされ続けました。 そこで、渚の自然石に地蔵尊を彫り娘の霊を手厚く供養したところ亡霊に悩まされなくなったということです。 その後、その話を聞いた周防の若者が地蔵鼻で娘の後を追い海に身を沈めました。 すると地蔵の眼からはポロポロと涙がこぼれ落ち、それはみるみるうちに小石となって辺りに散らばったと言うことです。 この鼻の地蔵さんに祈願し、娘の思いが込められた小石を持ち帰ると恋が成就すると言われ、縁結びの願いを込めて多くの若い女性が訪れています。 その後、子授け、安産、女性の願いごとがかなえられると言われています。 祈願がかなうと石地蔵を作ってお礼参りをする習慣があります。 毎月旧暦の24日は命日とされており、地元の人々はもちろん、近隣の島々や遠く県外からの参拝者で賑わいます。 |
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