赤イロ目宮鳥御嶽

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タイプ
神社
名前
赤イロ目宮鳥御嶽(あかいろめみやとりおん)
所在地(住所)
沖縄県石垣市川平
標高
21m
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拝殿(2014/02/01)
御由緒
御縁起
御神徳
歴史等
<赤イロ目宮鳥御嶽>(由緒板)
石垣市指定文化財(民俗文化財・建造物)
平成3年(1991年)11月13日指定
この御嶽は、別名アーラオンとも呼ばれ、群星御嶽・山川御嶽・浜崎御嶽と並んで川平四嶽の一つに数えられています。川平村の年中行事は、この四嶽を中心に行われ、中でも川平村の雨乞いはここで行われます。またこの御嶽の豊年祭では、境内の一角に祀られているピッチュル(カーラ石)と呼ばれる俵形の石を担いで境内を廻る儀式が行われます。
「八重山島由来記(御嶽々名并由来記)によれば、御嶽の神名は御嶽名と同じで、御イベ名は「まかお大あるじ」と記述されています。また、川平村では、「牛馬による農作物の被害を避けるため、農作物保護役の野夫佐や馬夫佐へ監視させ、その結果を神司が毎月石垣村の宮鳥御嶽に行き、同御嶽の神司を通じて神に報告する習わしであった。当時の神司がその煩雑さに同情し、宮鳥御嶽への御通しとしてこの御嶽は作られた」と伝えられています。
この御嶽は鳥居・拝殿・イビ門・イビを東西に直線的に配置し、神庭はイビ門前の広場・拝殿のある広場・下段の広場と高低差によって三段になっています。
現在の拝殿は、昭和12年(1937年)に建てられたもので、間口が2間半(5m)、奥行き2間(4m)、赤瓦葺寄棟の屋根をおく木造平屋の建物です。拝殿には右側に祭壇が設けられ、「沐陰」の扁額が掛けられています。イビ門は長さ11m、幅80cm、高さは中央部で1.8m、両端で1mと中央部から両端に向かって低くなっています。入口は幅85cm、高さ1.8mで、暑さ15cmの平たい板状の石が乗せられています。イビは半月状で奥には高さ45cmの石積みがあり、香炉が置かれています。
この御嶽は、川平村の年中行事には欠かせない御嶽で、八重山の民間信仰を知る上で重要なものです。また、拝殿は、御嶽の施設や伝統的な木造建築の変遷を上で重要なものです。
なお、この地域を無断で現状を変更することは、石垣市文化財保護条例で禁止されています。
〔平成12年3月 石垣市教育委員会〕
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[1/3] 入口 [2014/02/01]


  
[1/3] 鳥居 [2014/02/01]


  
[1/1] 参道 [2014/02/01]


  
[1/7] 拝殿 [2014/02/01]


  
[1/4] イビ [2014/02/01]


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