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| 東京メトロ銀座線・日比谷線「銀座」駅→徒歩(1分) 東京メトロ丸の内線「銀座」駅→徒歩(徒歩7分) 東京メトロ有楽町線「銀座1丁目」駅(9番出口)→徒歩(5分) 都営浅草線「東銀座」駅→徒歩(3分) |
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| 本堂(2013/11/29)
出世地蔵尊(2013/11/29) |
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| <銀座出世地蔵尊 縁起> 銀座三越屋上に安置まします銀座出世地蔵尊は明治のはじめの頃、三十間堀より出世したと云われております。当時、地元の鳶職が銀座四丁目三番地辺(現在の四丁目七番地)の空地へ安置しましたところ、道行く人々や近隣の信心篤い人達が花や団子を供え参詣するようになりましたが、やがてこの地蔵尊は開運・出世・延命・商売繁盛のあらたかな御利益があると云うので、お堂も小屋から木造になり毎年七日、十八日、二十九日がご縁日にきまりました。ご縁日には、いろいろな露店が出て非常な賑わいを呈して参りました。 これが銀座八丁露店のはじまりと云われております。四月八日の釈迦降誕生日には甘茶の接待などがあり広く参詣者に親しまれましたが、その後震災・戦災などで火をくぐり波瀾曲折を経てこの度、銀座三越が新築するに際して元の「美松」跡より屋上に移し、築地本願寺により開眼法要を行い新たな堂宇に安置し銀座八丁の守り本尊として銀座の街の人々を中心に広く一般のご参詣を受けることになったのであります。 御利益を祈願して成就せざることなしと伝えられる銀座出世地蔵尊の広大なる恩恵に浴するため一人でも多くのご参詣あらんことを願うものであります。 〔昭和四十三年十月 銀座出世地蔵尊奉賛会〕
<銀座出世地蔵尊> 銀座出世地蔵尊の縁日といえば、その賑わいは大変なもので、明治・大正・昭和にかけて夜店とともに銀座を代表する風俗であり、銀座について書かれた書物にもよく触れられ、その様子をうかがい知ることができます。 地蔵の由来について、明治九年七月二十二日の「郵便報知」には「銀座三丁目の横丁に此程流行する地蔵尊ハ去る文久元年七月十八日三十間堀一丁目六番地先き古土蔵取繕の節同所鳶頭田中善太郎が地中より掘出し・・・・」とありますが、詳しくは不明な点が多く、また、「出世地蔵」という名称のいわれも諸説あって、その時期についても不詳です。 この銀座出世地蔵尊は、時代の変遷のなかで煉瓦街や夜店が失われた現在の銀座において、明治からの面影を伝える貴重なもので、中央区民有形民俗文化財に登録されています。 〔平成七年三月 中央区教育委員会〕 |
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