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| 伊勢天照御祖神社[御井町](いせあまてらすみおやじんじゃ[みいまち]) |
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| 社殿(2013/03/19) |
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| <式内伊勢天照御祖神社>(案内板) 「延喜式神名帳」所載、筑後国大小四座のうちの一社で、いわゆる「式内」の古社である。天慶七年(九四四)の『筑後国内神名帳』には、「正五位下伊勢天照名神」とも見える。伝えるところによれば、桓武天皇の延暦三年(七八四)九月、国司藤原易興の受奏によって、伊勢国山田原(宇治山田、現伊勢市)より遷座、神貢五十七束が奉られたという。即ち筑後における最も由緒正しい皇大神宮(内宮)の分祀である。建仁元年(一二〇一)の文書には、単に「伊勢社」とあり、室町時代末の『高良社画縁起』では、山麓大鳥居の北(現御井小学校正門付近)に「伊勢」の小祠が描かれているが、明和四年(一七六七)の府中大火を機として、現在地に遷座された。同年以降、毎年七月二十三・四の両日には「灯篭賑」が行われ、参詣者が群集したという。左右の境内社(八幡宮・天満宮)も、古くから山内に祀られていたものを、ここの遷したのである。 〔高良大社〕 |
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