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| 拝殿(2014/04/04) |
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| 倭迹々日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)
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| <水主神社>(由緒板) 弥生時代後期、女王卑弥呼の死後、再び争乱が繰り返 され、水主神社の祭神倭迹々日百襲姫命は、この争乱を 避けて、この地に来られたと伝えられています。 姫は未来を予知する呪術にすぐれ、日照に苦しむ人々 のために雨を降らせ、水源を教え、水路を開き米作りを 助けたといわれています。 境内は県の自然環境保全地域に指定され、付近からは 縄文時代の石器、弥生・古墳時代の土器が多数発見され、 山上には姫の御陵といわれる古墳もあり、宝蔵庫には多 くの文化財が納められています。社殿はすべて春日造り で統一されており、社領を示す立石は大内・白鳥町内に 今も残っています。 與田寺へ向う途中の弘海寺付近には昔有名な「石風呂」 があり、宿屋が栄え、「チンチン同しに髪結うて、水主 のお寺へ参らんか。」とこどもたちが歌ったほどにぎや かな土地でありました。 〔昭和六十一年三月 香川県〕
<水主神社(延喜式内社)>(案内板) (御祭神)倭迹々日百襲姫命(日本書紀)/ 夜麻登々母々曽毘売命(古事記) ◎倭迹々日百襲姫命 奈良県黒田慮戸(現在の奈良県磯城郡田原本町黒田)に居を定 める。御年七才より黒田を出、八才にて水主宮内に着き給う。 成人まで住み給いて農業・水路・文化の興隆成し水徳自在の 神と称へられ奈良時代にはすでに神社形成をなしていた。 ◎水主三山(熊野三社) 山嶽信仰 増吽僧正が遷宮すると伝えられる。 ● 新宮神社(虎丸山)御祭神 伊邪那美命(国生冥界との深き神) ● 本宮神社(本宮山)御祭神 早玉男命(禊祓を司どる神) ● 那智神社(那智山)御祭神 事解男命(龍神(水)・食物豊穣司どる神) ◎水神社 御祭神 水波女命(井戸を司どる神) ◎水主神社別当寺 大水寺(開基は不詳) 水徳山宝珠院神宮寺、寛文年中に大水寺と改める。 本尊は、 阿弥陀如来(円光寺へ) 不動明王、二童子(与田寺へ) 十一面観音(坂手・観音寺へ) ● 江戸末期まで、神仏混合 ● 明治元年三月、神仏分離令 ● 明治二年二月二十五日、正式に廃寺となる。 ◎伝教大師 最澄(七六七~八二二) 延歴九年(24才の時)水主神社・大水寺に参籠する。 比叡山延暦寺創建す。(22才の時)天台宗 ◎弘法大師 空海(七七四~八三五) 水主神社境内地に於て閼伽井水を掘り水主神社に奉献する。 高野山金剛峰寺・善通寺・真言宗 (現在の閼伽の井戸)
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