金沢黒沼神社

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タイプ
神社
名前
金沢黒沼神社(かなざわくろぬまじんじゃ)
正式名
黒沼神社(くろぬまじんじゃ)
所在地(住所)
福島県福島市松川町金沢宮ノ前45
アクセス
JR東北本線「松川」駅→徒歩(33分)
標高
180m
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公式サイト
https://www.kuronumajinja.com/
主祭神
日本武尊(やまとたけるのみこと)
沼中倉太珠敷命(ぬなかくらふとたましきのみこと)
旧社格
郷社
御由緒
御縁起
御神徳
歴史等
<式内社・旧郷社 黒沼神社(金沢鎮座)>(由緒版)
醍醐天皇(八九七~九三〇)の命により「延喜式」が制定され、延長五年(九二七)に完成した神名帳に信夫五座(社)の一社として
列せられている。 また、寛平二年(八九〇)に正六位勲九等を受けている。
神紋は、十六菊紋、五三の桐及び交叉剣である。いずれも皇室と深く関係のある神紋で、特に交叉剣は朝廷の武運祈願の神紋で、全国でも数少ない
神紋である。
大正十五年に延喜式撰上一千年記念祭を執行しているが、 月峰に鎮座以来約千三百年と伝わる金沢の氏神である。
日本武尊の東征の折、月峰に行宮された。ここに尊を祀り、黒沼神社として建立したと伝わる。 月峰の下に黒沼という天然の沼があり、
黒鬼が住んで人々に害を加えていたが、その黒鬼を黒沼の神として祀ればこの地は平安になると教えられ、沼中闇魂命として祀った。その後御神言があり月峰より現在地に遷宮し、合わせて黒沼大明神と尊称することになった(現在、月峰の旧社は黒沼神社元宮として祀られている)。
欽明天皇の皇子が陸羽平定のため下向した際に、蟹沢の地に住む大蟹が人畜に大きな被害をもたらしていたが、皇子に使えてきた七人の家来が黒沼大神の力を借りて大蟹を退治し、その後皇子と共に七人の家来もこの地に住み付き、村を開いたという。 皇子は後に黒沼神社に祀られることになった。
当時、金沢村は水穂(保) 郷に属していたが、黒沼神社は山之内の惣社として近郷北西部の土着民たちに崇敬され、 伏拝の地から遙拝されていたと伝わる。
建長二年(一二五〇)に記された蟹沢村並黒沼神社縁記事は、黒沼神社祭礼の着座などに混乱が生じていたため改めて文書に記したもので、金沢村の
開村の歴史と連動していると思われる。 これにより黒沼神社の祭礼を取り仕切られることとされた。
拝殿方向

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