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| 延命地蔵(2012/03/22) |
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| 【延命地蔵之由来】(由来碑) この地蔵尊は享保十二年(一七二七年)祖先椎名茂稿門が千葉街道(国道十四号)行橋街道の交わる八幡の四ツ角に道標としてまた通行の安全と辻斬り追い剥き等の災難にあわれた人達のため建立したものという。 昭和六年国道拡幅工事のため心ある地元の方々により道向の南側に移して来人々の諸願の守護地蔵として信仰され今日に至ったが、このたび都営地下鉄十号線の千葉県乘入れに伴い駅入口の予定地となったので、やむなく奉納者の地元稲荷木に移転することとなり此所の「一本松」の地に安置するに至ったものである。 吾在今日事感謝祖先後世此由来建立本碑 〔昭和六十年七月十五日 稲荷木自治会長 椎名茂〕
【稲荷木 一本松】(案内板) むかし、行徳から市川に向うには、今日の行徳橋あたりから稲荷木の雙林寺前を通り、稲荷神社から、この地に出て、江戸川沿いに大和田・大洲・市川南を経て国道十四号線(時代によって上総道・佐倉道・千葉街道とも呼ばれた。)に出、市川に至ったものです。 伝えによると、慶長年間(一五九六~一六一五)伊奈備前守忠次が徳川家康の命によって、上総道の改修にあたったさい、新たに八幡と行徳を結ぶ八幡新道をつくって、その分岐点に松を植えたのが、この『一本松』の由来ということです。 この松も京葉道路ができると、排気ガスの影響などによって枯死を早め、昭和四十八年に伐採されました。(伐採時の樹齢約百八十年) 〔昭和五十五年六月二十日 市川市教育委員会〕
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