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| 千光寺山ロープウェイ「山頂」駅→徒歩(5分) 千光寺山ロープウェイ「山麓」駅→徒歩(15分) |
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| みなひとの 衣のうらの たまわそも 仏ともなる 宝なるらむ |
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| <千光寺(真言宗)>(由緒版) 開基は平安時代の始め大同元年(八〇六年)で、後の源氏の名将多田満仲の中興と伝えている。 境内中央の巨岩「玉の岩」は昔この岩の頂に如意宝珠があって、夜毎に海上を照らしていたのでこの地を「玉の浦」と呼ぶとか。玉の岩の右には朱塗りの本堂、左には竜宮造りの鐘楼を配して、尾道の風光のかなめをなしている。 本堂は貞享三年(一六八六年)の建立で、この地方には珍しい舞台造り、堂内に置かれた須弥壇は応永から永享(一三九四~一四四〇年)頃の作で、和様に唐様を加味した形式で、ここに安置された本尊は秘仏の千手観世音菩薩。 鐘楼の鐘は除夜の鐘でもおなじみのもの「音に名高い千光寺の鐘は一里聞こえて二里ひびく」と俚謡にまでうたわれている。 本堂までの長い石段の左右には、かつて若杉慧の「野の仏」にも紹介された古い石仏や除虫菊ノ創始者上山英一郎翁の頌徳碑や児玉不揺の筆塚などもある。 この寺の眺望は我が国随一といわれ山頂から八合目あたりをめぐる「文学のこみち」は、尾道の風光を愛でた文人墨客の作品を天然の岩に刻んだ遊歩道である。 |
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