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| 【沖洲蛭子神社百度石】(説明板) この百度石は、一八五四年の安政南海地震(M八.四)の被災状況から得られた教訓と、「百年もすれば巨大地震がまた起きる」ということを後世に遺すために、一八六一年に建立されたものです。 住民が日頃目にする神社の百度石に刻んだことも注目に値します。現在、背面しか碑文は識別できませんが、次のような内容が記されていました。 一八五四年十二月二十四日、大地震が発生、人々はうろたえ竹やぶの中へ逃げ込んだ。やがて「津波が来る」と騒ぐ声に驚き、船で逃げようとしたが津波により舟が転覆し命を失う者もいた。 教訓 津波来襲時には、「舟に乗って避難するな」また、大地震で家は大破し、炬燵(こたつ)や竈(かまど)から出火し、家や蔵の多くが焼けた。 教訓 地震発生時には、「冷静に火の始末をせよ」 〔住友厚丈 石工 川崎屋〕
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