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| 天鳥船神(あめのとりふねのかみ) [住吉三神] 底筒男命(そこつつのをのみこと) [住吉三神] 中筒男命(なかつつのをのみこと) [住吉三神] 表筒男命(うわつつのおのみこと)
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| 【その1】 息栖神社は、古くは日川に鎮座していた祠を、大同二年、右大臣藤 原内麿の命に依り現在地の息栖に遷座したと伝承されている。 史書「三代実録」にある「仁和元年三月十日乙丑條、授常陸国 正 六位上 於岐都説神従五位下」の於岐都説神とは息栖神社の事とされ ている。(古今類聚常陸国誌・新編常陸国誌) 古来より鹿島・香取との関係は深く、鎌倉時代の鹿島神宮の社僧の 記した「鹿島宮社例伝記」、室町時代の「鹿島宮年中行事」には祭例等 で鹿島神宮と密接な関係にあった事が記されている。 祭神は、現在岐神・天鳥船神・住吉三神(上筒男神・中筒男神・底 筒男神)とされ、海上守護・交通守護の守り神と奉られている。 江戸時代には主神を気吹戸主神と記しているものもあり(木曽名所 図会、新編常陸国誌)、さらには現在境内にある芭蕉の句碑「此里は気 吹戸主の風寒し」は、その関連を物語っていると思われる。 社殿は享保八年に建替えられたが、それが昭和三十五年十月焼失し、 昭和三十八年五月に新たに完成した。末社、高房神社・伊邪那岐神社・ 鹿島神社・香取神社・奥宮・江神社・手子后神社・八龍神社・稲荷神 社・若宮。(案内板より)
【その2】 息栖神社は岐神(くなどのかみ)主神として天鳥船・住吉三神を相殿の神として祀られており古くから国史にも見え(三代実録に書かれてある於岐都説神社)が今の鳥栖神社です。鹿島・香取・両神宮と共に東国三社の一社として上下の信仰の篤い神社です。 岐神(くなどの神)は厄除福・交通守護の御霊格の高い神で鹿島・香取の大神と共にその先頭に立たれ国土の経営にあたられた。 天鳥船神(あめのとりふねの神)は航海・航空の守護の御霊格が高く、古事記に(天鳥船を建御雷神に副えて遣わす云々)とあり、鹿島の大神の御先導を務められた神でもあります。 (住吉三神)は海上守護・漁業関係の御霊格が高い三柱の神様である。 このように五柱の神々を祀られているので古くは息栖五所明神とも称された。(案内板より) |
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