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| 太平山三吉神社(総本宮)(たいへいざんみよしじんじゃ(そうほんぐう)) |
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| <由緒>(平成祭) 参拝のしおり 霊峰太平山に祀る太平山三吉神社は、今を去る1,300余年前天武天皇の白鳳2年5月に、役の行者小角の創建にかかり、桓武天皇の延暦20年征夷大将軍坂上田村麻呂が、東夷征討のみぎり、戦勝を祈願して堂宇を建立するなど、古代王朝の頃より、勝利成功、事業繁栄の守護神として、その霊験顕著なるを以て知られるところであり、その奉納せる鏑は今に伝えて神宝とされ、その他神鏡等数品が安置されております。秋田藩佐竹累代の藩主また崇敬篤く、第8代曙山義敦公はその現里宮の地の風光明媚なる地を賞して別墅を築き雪見御殿としたのであります。年ふり代移って現今に至るも参拝者その後をたたず、県内はじめ東北各地はもとより、遠くは関東、北海道地方にいたるまで、三吉神社または三吉講を以て広く奉祀礼拝するところの総本宮として年々参拝者50万を下らない状況であります。別表神社(旧官幣社相当)である。里宮秋田市赤沼、秋田駅より2キロ余り、バスで10分。社域一帯は旧藩主の雪見御殿のあった所で、山頂の奥宮までの登拝路は峻嶮にして、暴風雨降雪の期はもとより老幼の者は参詣することが出来なかった。そこでここに社務所を建立、里宮となしたのである。社殿は老樹茂る閑静の地にあり、頗る眺望に富み、奥宮の鎮座ましませる太平山の秀影を東方に仰ぎ遙拝することができ、一層敬神の念を深くさせるところであります。1月17日の初縁日の梵天奉納祭もここで行なわれ、近郷近在より百余本にも及ぶ梵天奉納があり、この日は毎年数万の参拝者があって大いに賑う。四季を通じても参拝者は絶えることもなく、各地方の三吉講による団体参拝等で賑い、殊に毎月8日、17日の月次縁日には早朝より参拝者が多い。奥宮太平山の頂上にあり、その位置はほぼ秋田県の中央部にある。山開きは毎年7月17日で、9月17日の閉山まで凡そ2ケ月間は登山参拝者で大いに賑うので、この期間中、山頂にて神職参籠し、祈願をなすのである。また、参拝者のために奥岳、前岳共に宿泊所がある。山麓の野田口には案内所があり、里宮にてその便を計っております。太平山は海抜1,171メートルの霊峰であり、頂上よりの展望は明媚絶景にして北山麓近くに仁別国有林の樹海を眼下に、遠くに岩木山を望み、東に駒ケ岳、岩手山、南に鳥海山、東北に八幡平、森吉山、西に滄范たる日本海が望まれる山麓には仁別国民の森があり、秋田杉の巨木を眼のあたりにみることもでき、太平山登山の基地として、またキャンプや自然探究の場としても必要な施設がある。
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| [2014年] 10万人 [2013年] 10万人 [2012年] 10万1000人 [2011年] 10万1000人
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